卯月
清明の頃

「玄鳥至」(つばめきたる)
・・・清らかで明るいこの季節になると、
南から飛んで来る。「玄鳥」は「つばめ」の異称。

「鴻雁北」(こうがんかえる)
・・・秋に飛来した雁の群れが、つばめと入れ替わるように
北へ帰る。出会いと別れが春空を飛び交う。

「虹始見」(にじはじめてあらわる)
・・・大気が潤い始める季節、空に架かる虹の
七色の美しさに心も彩られる。

いよいよ、何だかだんだん春らしくなって来ました。
・・・でも五月上旬です。
[2012/05/08 22:20] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
いつもの如く
順調に遅れております。

3月21日頃、春分の頃〜

「雀始巣」(すずめはじめてすくう)
・・・雀が巣を作る頃。軒下や戸袋の隙間に
巣を構え始めると、いよいよ待ちわびた春がやってくる。

「桜始開」(さくらはじめてひらく)
・・・景色が薄紅色の花弁で染まると世の中は春爛漫
華吹雪、花筏、花むしろ。桜に酔いしれる。

「雷乃声発」(かみなりすなわちこえをはっす)
・・・遠くで轟く春雷は生命の目覚めの轟き。
閃光と共に心も目覚める。「雷」は「神鳴り」の意。

どうでしょう・・・もう五月なのに・・・
気の迷いで見ている方はごゆるりと御付き合い下さい。
[2012/05/01 11:55] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
啓蟄の頃より
いや、忙し過ぎて更新もままなりません・・・

3月6日頃~
「蟄虫戸を啓く」(すごもりむしとをひらく)
・・・地中の虫が地上にでる頃。
    冬篭りをしていた虫達が土の扉を開けてうごめく。

「桃始笑」(ももはじめてさく)
・・・桃の花が咲き始める頃。
    花が開くと、あたりの空気も桃色に春めいてにぎやかになる。
    「笑う」は「花が咲く」の意。

「菜虫蝶化」(なむしちょうとなる)
・・・菜虫が羽化して紋白蝶になる頃。
    葉につく青虫が、さなぎから蝶になり羽を広げて空を舞う。

やっぱりいいですね。
文章を打っているだけで何か心が穏やかになります。

やさしいですね。
[2012/03/29 22:52] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ちょっと遅くなりましたが
待望のシリーズ化です。
雨水の頃(2月19日頃~)

「土脉潤起」(つちのしょううるいおこる)
・・・雨水で土が潤い、湿り気を含む頃。
   土がしっとりと潤い始めると、地中のもの皆、脈々と目覚める。

「霞始靆」(かすみはじめてたなびく)
・・・霞が靆き始める頃。
   やまのふもとに白い雲がたなびくと、訪れる春の期待で
    胸の中にも喜びがたなびく。

「草木萠動」(そうもくめばえいずる)
・・・草木が萌えて芽吹きは治める頃。
   木々の枝先でふくらんだ新芽が芽吹くと
   自然界は春の兆しの真ったっだ中。

なんか凄く日本人的でいいですね。
声に出して読んで良し。見て良し。書いて良し。
まるで唄のような、物語のような。体の一部のような。宇宙のような。

我々の物語はずっと続いているのですね。
[2012/03/07 11:27] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
七十二候
日本にはあります。

「二十四節気」をさらに細かくしたものですが、
自然の移り変わりや、気候現象などをわかりやすい言葉で表現してあります。
元々は中国から齎されたものらしいのですが、凄く「日本的」で、やさしくて美しい。
そんなものをちょっと紹介したいと思います。

立春の頃。
「東風解凍」(はるかぜこおりをとく)・・・東風が厚い氷を解かし始める頃。
                        東から吹く風はやわらかな風。春の香りを乗せ、
                        力強く氷を解かす。

「黄鶯睍」(こうおうけんかんす)・・・鶯が山で鳴き始める頃。
                       鶯の美しい声は春のさえずり。「睍」は「鳴き声の
                       よい」「みめよい」様子の意。

「魚氷上」(うおこおりをのぼる)・・・肴が氷の間から跳び出す頃。
                      立春から十日を過ぎ、春の訪れを感じた魚たちが
                      氷上で飛ぶように跳ね泳ぐ。

何かいいんじゃないでしょうか。
すごくブログ的な感じです。
今年はこれをシリーズ化していきますのでよろしくお願いします。
[2012/02/27 20:53] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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